

■剛床
2階の床は剛性の高い剛床工法にて施工しております。
大地震の時には、ねじれを防ぎ耐震性を高めます。
また、強風時の建物の変形を抑える役目を果たします。
さらに千金堂の剛床は28ミリの厚物合板を採用し強度を高めています。
また、ネダレス工法特有の弱点である二階床のたわみによる長期強度低減を防止し、
階下に伝わる太鼓音などを軽減するために、千金堂独自の1/2ピッチ工法を採用しています。
■筋かい
筋かいとは、柱と胴差し・土台などを対角線にそって斜めにつなぐ材のことです。
これによって建物が水平方向の力に対抗できるようになり、構造強度が増します。
この筋かいの配置と金物の取り付け方法で得られる強度も変わります。
千金堂では建築基準法はもちろん、コンピューターによるシミュレーションを重ね、
阪神淡路大震災の被災地である兵庫県の耐震基準に基づいて設計を行っており、
性能表示制度に基づく耐震等級も常に全棟最高等級の性能を確保しております。
■ホールダウン金物
ホールダウン金物とは、地震の揺れによって柱が土台から引き抜かれないようにするための金物です。
千金堂では4隅を標準とし、N値計算を行い、適切な耐力のある金物を使用しています。
■柱
千金堂の柱はFWie15の一次製材した骨太素材の柱を選定します。
その後、特殊乾燥技術により人工乾燥させ二次製材で寸法を整えます。
全ての柱材で耐久性を長期保持できるこの芯持ち無垢柱を使い、
さらに狂いにくさの指標でもある含水率の上限15% 、(檜は20%)
強度の指標であるヤング係数をE-70以上として全数検査を実施しています。
品質へのこだわりが他の追随を許さない程の木材性能を発揮します。
歴史建築に学び、最新技術で応える千金堂の家づくりには欠かせません。
■機械式プレカット部材
千金堂の基準に合格した確かな素材だけを選び、精密に機械加工されます。
柱の太さは、管柱105mm、通し柱・隅柱120mmです。
■基礎立ち上がり巾
ベタ基礎の立上りの巾は150mm(一部120mm)。
ひと回り大きく頑丈な基礎が基準です。
■鋼製束
千金堂では床を支える束と呼ばれる支持材に、鋼製束(こうせいづか)を採用。
溶融亜鉛メッキ処理でサビやシロアリを寄せ付けず、圧縮強度は2t以上と、
たいへん強く安心の強さで頑丈な構造を支えます。
*非木材束ではカラーメッキ製品や樹脂製束もありますが、
耐久性、強度に優れる溶融亜鉛メッキを標準採用しています。

■直下率
千金堂ではグリッド構成による間取りプラン作成で、構造の安定とバランスを考慮し、
柱・耐力壁線の直下率70%以上を基準としています。
直下率の良い建物は建築構造部分の負担を軽減し、長期耐震性を高めます。
また、建物の重心(平面上の中心)と剛心(強さの中心)のズレの程度を偏心率と呼び、
このズレを最小限にすることで建物のバランスを保ちます。
■全棟耐震最高等級基準
耐震最高等級「3」とは・・・品確法に基づく最高等級で「極めて希に(数百年に一度)発生する地震に対して倒壊・崩壊などしない」程度としている。
これは震度6~7に相当した阪神淡路大震災の1.5倍に耐えうるレベルとなっています。
等級3・・・数百年に一度発生する大地震に耐えるレベル
等級2・・・50年に一度発生する地震に耐えるレベル
等級1・・・建築基準法レベル
■建物の耐久性について
千金堂では建物の耐久性についてしっかりとしたスタンスがあります。
現在の住宅は30年で建替え時期がくると言われています。
耐久性は古くなった時の耐震性にも影響を及ぼします。
ですから実際に建替えをするその瞬間まで、耐震性を含めた
あらゆる強さを保ち続けなければ意味がありません。
そのためにも、千金堂では本当の意味での100年住宅仕様を目指していきます。
例えば柱については、100年仕様を目指した時、
柱材で耐久性を長期間保持できる芯持ち無垢柱・通し柱・隅柱120mm、
管柱は105mm角を使い、乾燥技術の高度化を受けて、含水率基準も15%を上限としました。
耐久性はひとつひとつの素材への妥協のない吟味から始まります。
木は工夫して使うことで本来良さを保ち続けます。
良好な環境で使用すれば伐採後も数十年間強度が増し続け、
伐採時の強度に戻るのが約1000年後であると言われています。