
街づくり研究家の千金堂瑞江店 小林です。 今日は土地に対する昨今の価値観の変化について、書きたいとおもいます。
上の挿絵ですが、挿絵上部が静かな住宅地で下が一般に言う商業地です。資産価値はどちらが高いのか? と言われると当然商業地です。何故なら建築基準法で言う建ぺい率や容積率が高く、大きく高い建物が建てられることから、大きな収益を期待出来るからです。しかし環境と言う概念からすると、ある日突然隣に風俗店が出来たり、高いビルが建ち日照を阻害されえたりと、住宅地としては安定した環境を求める事が出来ません。
また不動産バブルを経験してきた社会は、土地の値上がりにより潤うと言う期待感は薄れ、より安定した住環境(利用価値)を求める傾向にあります。
すなわち利用価値を収益が上がるとか、土地価格が上がるといった価値観より、満足度の高い住宅に求めています。
これらの事から推察して、住宅を造れる環境、住宅地が今後日本でも商業地を抜いて高い資産価値を形成して行くものと考えられます。ではどんな住環境(住宅地)が、高い評価を受けて行くのかを10回シリーズでお話しましょう。
ではまた次回まで・・・
どちらもフランスですが、マルセイユは一般的労働者の街、プロバンスは裕福な所得層の人々が住む街と言われていますが、フランスの税制は日本の制度とはちょっと違っていて、住む街によって税額が決まっているんです。
住人税といって、我国の住民税の様なものなのですが、どこが違うかと言うと、住民税が所得に課税されるのに対して、住人税は土地の対価に課税せれるところです。例えば、先祖代代地価の高い港区に住んでいて、相続によりそこに住み続ける場合、地価に関係なくその人の収入に対して課税されるますが、フランスの場合はその人の収入に関係なく、付加価値の高い土地に対して課税されるため、仮に収入が少なくとも高い税金を払わなければならないと言う事です。
早い話、付加価値の高い土地に住もうとしたら、それなりの収入を得ていないと、生活できないと言うことなんですね。また逆を言えば、住人税の標準的なところで生活すれば、合法的に節税対策ができる とも言えます。どちらがいいのでしょうか?
千金堂 瑞江店 志津店の小林でした。