ボルドの写真

リビングの全景を望む。


中央奥の壁は、オーストラリアの塗料:ポーターズペイントで仕上げたデザイン壁。
この一面の色が「差し色」になって、部屋全体に適度なメリハリが生まれます。
色は、日本工業規格のありきたりの色ではなく、なんとも言えない中間色。
和室に一輪、桔梗の花を生けたような、楽しさが生まれます。
南側の大きな窓から、時間によって、季節によって、光の表情が変化します。
屋根の勾配のまま登っていく「登り天井」の豊かな空間性。
只者ではない、規格住宅です。すなわち「企画住宅」なのです。
登り天井の吹きぬけ上部のロフトからリビング全体を見下ろしました。
オールステンレスのテーブルキッチンが、コードペンダントの光を反射して生き生きしている。
このロフトは、収納はもちろん。畳を引いてちょっとした茶室のようなスペースとして 利用するもよし。
お友達が泊まりに来ても、ゲストルームとしても機能します。
忘れられない、思い出の楽しい夜になりますよ。
吹き抜けとロフトを見上げました。
上部には、素敵なトップライトがあります。
柔らかい光が差し込みます。
こころが喜ぶのがわかる、時間もゆっくり流れます。
ゲストルームや茶室としてのロフトに、優しい光が差し込みます。
南側の大きな窓のあたりから、リビング全体を望む。

トップライトから、光が差し込む様子がよくわかります。
手前の紫の壁のうえにも、二つ目のロフトがあります。
こちらも収納はもちろんのこと、いろんな利用法があります。
オーディオ関係やLAN関係の配線のターミナルとして利用するのも なかなか便利です。

この家のもう一つの重要なテーマである「家事導線の連結」。
その様子がとてもよくわかる写真です。
キッチンの奥には、ユーティリティー。洗濯や洗面があります。
その対面に浴室があります。
バルコニーがぐるりと外部を取り巻いているので、とても使いやすい 回遊導線になっています。
浴室奥のスリットドアから差し込む光が、印象的です。
浴室内部には、眺めのいい窓と、壁面植物ユニットの「ミドリエ・フレーム」があります。
シンプルな浴室ですが、むしろそのほうがいい!と感じてしまいます。
白い壁がミドリエによって、すっきり見える。
青空のブルーとあいまって、十分に「差し色」の効果を 醸し出しています。まさにシンプルがベストです。
ヨットのキャビンのような寝室の全景。
写真からも、その静けさ、その落ち着き、その包みこまれるような安心感が伝わってきます。
手前に見えているのが、まさに、千金堂の骨格、A-1000のソリッドモジュールです。
その外側をふくらませて、内側の空間ボリュームを作り出しました。
外からは独特のフォルムデザインになります。
よく眠れそうです。

寝室のぐるりを取り囲む、愛すべきタナ板。
自分の一番好きなものを、上手に配列して、ホントの自分を取り戻すスペース にしてください。
外に出ました。
ユニークが外観のボルドが語りかけてきます。
つまり表情がある家。長年にわたって飽きが来ません。
この角度から見ると今にも動き出しそうな迫力があります。
森進一の歌じゃないですが「船のようだね」です。
この精神の自由度が、なぜか「金閣寺」や「銀閣寺」を思い出させるから不思議です。
ボルドの外観の躍動性を、ありきたりの「雨どい」で台無しにしたくありません。
だからボルドは、デザインされた「化粧マス」を持った家なんです。
機能を持ったエンブレム。集中豪雨の日には、オーバーフロー機能を持たせて 先端の部分から、きれいに水が放物線を描いて飛びだします。おもしろいですね。


クルマの色やイメージによって、ボルドの印象はいかようにも変化します。
それがまた、楽しい。
長年の愛着に耐える、しっかりしたデザイン性とは案外、「スタンダード」の追求ということなのです。
この家は30年たっても、ちっとも古臭くならないですよ。
電気メーターは、家の外観を遠慮なくカッコ悪くする、困りものです。
それが気になった方もいるでしょう?
ボルドは、むしろそんな機能の部分をデザインに取り入れて、むしろ愛着の部分にしてしまいます。
斜めの壁に、きれいに埋め込まれた電気メーター。
検針員さんも嬉しそうでした。
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